【星空リアルタイム動画】神社と星空【α7SIII】(奈良県川上村)

【星空リアルタイム動画】神社と星空【α7SIII】(奈良県川上村)

今回もα7SIIIを持って、奈良県川上村の丹生川上神社上社まで星空と天の川の撮影に行ってきました。

こちらの記事も参考にどうぞ
→丹生川上神社上社から見える星空・天の川を紹介します【奈良県・川上村】

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神社と星空、α7SIIIで撮影した動画はこちら

今回撮影した動画はこちらです。



使用レンズ
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
ソフトフィルターLEE NO.3

撮影設定
開放F1.8
シャッタースピード 主に1/15秒(色々変えています)
ISO 主に160000、一部204800等

前半はPP8、後半(上空の天の川を映し出すシーンから)はPP1で撮影しています。

※冒頭の車移動シーンはGoproです。


今回の撮影で気付いた事

今回撮影していた気付いた事があります。

星空撮影ではPP1,PP2も有効?

暗所での撮影はLOG撮影が良いと聞いていたのでPP8を使用していました。

ですがピクチャープロファイル別の星空の映りを検証していると、PP1,PP2の映像が天の川をよりハッキリ写している事に気づきました。
まぁ、LOGに比べるとコントラストが高めの映像なので、当たり前ではあるかも知れませんが・・・。

あとからLOGで撮影したものを編集するのもいいのですが、最初から良い感じに仕上がるのならば、PP1、PP2で撮影してもいいかな?とも考えます。ただ、やはりコントラストが強く、暗部が潰れてしまうので使用場面によってどう使い分けるかは、検討していきたいと思います。

というか、カラーグレーディングの技術をもっと身に着けるべきかも知れません;;

動画の切り貼りは今までもやってきましたが、カラーグレーディングは初めての領域なので日々勉強です。

超広角と明るさを持つSIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTは星空動画に向いている

今回の撮影場所は、かなり敷地が狭い場所でした。
特に鳥居が建っている場所は狭く、鳥居の目の前から撮影する必要がありました。

被写体との距離が近い場合こそ、超広角が役に立ちます。星空も沢山写りますしね。しかもF1.8という明るさ。

星空動画は写真の様にシャッタースピードを十分稼げないのでレンズの明るさがかなり重要になってくると考えています。焦点距離14mmという超広角でF1.8という明るさは、現在では恐らくこのレンズだけ。

写真での星空撮影の場合、F1.8で撮影すると結構コマ収差が目立つのですが動画の場合ではそんなに目立たないように思います。(ぜひ、上記の動画で周辺の星の形を確認してみて下さい)

もしかすると、現時点ではSIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTは星空動画にかなり向いているレンズではないかと考えています。ただしかし、やはり星空動画は明るさが重要、F1.8でも若干くらいと感じます。早く明るい超広角レンズが発売して欲しいですね。

ちなみに、今回の撮影で特にお気に入りのカットは、動画の最後のシーンです。西の空に傾いた天の川、夏の大三角と鳥居を捉えました。超広角だからこそできたシーンです。

こちらの記事も参考にどうぞ
→SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ARTを星空撮影に使用して思う事【レビュー】