2025年9月8日、奈良県にて皆既月食を観察しました。
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皆既月食の夜
1時頃、明るい満月が地上の景色を照らしています。普段の満月よりも何だか明るい気がしました。

1時27分あたりから欠け始め、2時半頃、いよいよ皆既月食。夜空にぽっかりと浮かぶ月は、なんだか不思議な光景。


天体望遠鏡Kenko SE102に焦点距離40mmのアイピースを差し込み、低倍率(12.5倍)で皆既月食の月を見ると、周辺の星々が見えて、感動。これは是非、試してほしいと思いました。(下の画像はコリメート撮影したもの・・・あまり伝わりませんが)

皆既月食中は天の川も肉眼で確認できるほど、夜空が暗くなる。ダイナミックな夜空の変化を楽しめるのも、皆既月食の楽しみ。月自体は町中でも見えるけど、やっぱり真っ暗な、星空が綺麗に見える場所で観察したいと思うのです。

皆既月食中は、月明りの影響がほぼないので、アンドロメダ銀河も眼視でよく見えていました。

少しずつ明るくなってゆく月

写真では明るい部分が白飛びしますが、天体望遠鏡で見ると、明るいながらも月の模様がハッキリと見え、暗い部分も見える。人間の目の高性能ぶりを実感すると共に、眼視の楽しさを感じました。
少しずつ月が明るくなり、景色を照らしてゆきます。

月食の終わりが近く頃、月はまもなく、山に隠れてしまいます。

動画でも撮影しました。皆既月食と、景色の変化を中心に撮影しました。
参考記事:星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)使用機材など【星景動画】
RICOH THETA Sによるタイムラプス
RICOH THETA S(360°カメラ)でタイムラプスを撮影しました。
月明かりの有り無しによる景色の変化も、皆既月食の楽しみだと思います。
ISO1280 SS20sec F2.0 WB太陽光の固定露出(というか可変できない)で撮影しましたが、もう少しISOを下げても良かったかも。
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あとがき
今年初めに天体望遠鏡(Kenko SE102)を購入しました。購入理由は、去りゆく紫金山・アトラス彗星を双眼鏡で追い切れなかったのが悔しくて、次の彗星こそはしっかり観察したいと思ったのが理由です。
この皆既月食の観察もしっかりと楽しめ、本当に購入して良かったと思っています。
天体望遠鏡で皆既月食の月を眺めて、ふと顔を上げると流れ星。なんというタイミング。もちろん肉眼でも見ました(最高画質でご覧ください・・・低画質だと流れ星が見えません)
絶対狙っては撮影出来ない瞬間・・・。もしかしたら、宇宙からのメッセージを受け取って顔を上げたのかも?
・・・1時から5時の約4時間の撮影で疲労は残りますが、前日はたくさん昼寝をしたので、ダメージは少なかった様に思います。無理せず、健康に気を遣いながら続けていきたいです
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