SLIK MASTERPRO2という大型の三脚を買いましたのでそのお話を。
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購入の経緯
少し前の記事で K&F KF-TM2534という三脚を買った話を書きました。しかしこの三脚、付属している自由雲台の使い勝手が非常に悪く、自由雲台だけは別途別のものにしようと思いました。自由雲台をAMAZONで調べていると、4,000円~ くらいだったので、ちょっと待てよと。
この前、SLIKの良さげな軽量型の三脚が中古ショップで5,000円未満で売っていたなぁと思い出し、中古の三脚と雲台を買って、付け替えた方が得なんじゃないか、と思った。それで中古ショップに行ったら、この前見たSLIKの三脚はなかったのですが、
代わりにSLIK MASTERPROⅡという三脚が売っていて、これに心惹かれてしまいました。
お値段なんと7,000円。高い。けどこのクオリティでこの値段なら安いんじゃないか?
1972~90年に生産されたモデルだそうで、最終製造のものでも29年前。詳細な情報は古すぎてわかりませんが、新品だと数万円クラス、現在でもオークション等で一万円近くで取引されている?かなり重たくて大きいので長距離の持ち運びは困難な感じですが、そこまで移動距離のない撮影には使えるなぁと。最近インターバル撮影が増えてきた事と、この前、風でカメラごと三脚が吹っ飛ばされた事もあり、少々の風では動じない三脚が必要なんじゃないかって考え始めてたところに出会ってしまった。自由雲台が欲しいという目的とは外れますし、これを買った所で別途、自由雲台も買わねばならないので、大幅な予算オーバーになりどうしようかと、30分ほどお店で悩んで、その時は買いませんでした。
その後、ちょうど昼飯時間だったので、近くの回転寿司店でお寿司を食べに食べ、悩みに悩み、結論が出ました。
結局買いました。

購入に至った理由として、インターバル撮影していて風で倒れたとして、その際カメラとレンズが壊れたとしたら、あの時7,000円の三脚をケチったばかりに…となってしまいそうだった事。そして、回転寿司に数回行くのを我慢すれば十分捻出できる金額であったこと。なにより、タイミングと出会いです。こういう三脚が欲しい、と思ってた所に売っていた。次欲しいと思った時に都合よく入手出来るとは限らないし。
外観
30年近く前のもの、それなりにサビは出てるし、雲台のコルクボードなんか剥がれてるし…あとで両面テープで張っておこう。各部位の稼働はスムーズで実使用に全く問題がない。


脚が綺麗で、30年前のものとは思わせない感じです。大切に使われていたのか、SLIKが凄いのか。

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サイズ感
折りたたんで並べてみた。
でかい。
上から
SLIK MASTERPROⅡ
SLIK ABLE300EX
K&F KF-TM2534

立ててみた。
でかい。

センターポールをフルに伸ばした所(190cm)

使い勝手
重たい。でもこれは安心の重さなので特に文句はない。脚太さ、ロック部が違和感を覚える程大きい。初めてPGのガンプラを組立た時の違和感に似ている(謎)
体が小さい方は大変かもしれないが、平均身長以上ある私なら、逆にこの大きさは扱いやすい。センターポールを最大限伸ばすと190cmまで伸びる。伸ばすと安定感は落ちる。自分の頭より上にカメラがある状態だが、背伸びすれば撮影出来る高さ。脚がつりそうになる。これを買ったその日に高さが必要な撮影場面に出くわし、早速最大限伸ばして撮影した。ここまで高く伸ばせると、様々な撮影に使えそうだ。
30年近く前のこのSLIK MASTERPROⅡ。もしかしたらもっと前のものかもしれないけど、この年月は感慨深い。このSLIK MASTERPROⅡと共にたくさんの写真を撮っていきたい。