2024/11/12 19時頃。月明かりはあるものの、晴れ間が見込めたので紫金山・アトラス彗星(C2023/A3 Tsuchinshan-ATLAS)を撮影にいってきました。
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2024/11/12の紫金山・アトラス彗星
明るい月が昇っています。
月明りで天の川も見えない・・・まぁ、月がなくても天の川が見えるか微妙な場所ですが。
この写真には彗星が写ってるハズですが、広角ではどこに写っているかも分からないですね。
ちなみに肉眼でも8×42の双眼鏡でも視ることが出来ませんでした。
参考記事:ZTF彗星、天体観測の為、双眼鏡(Kenko Mirage 8×42)を購入しました【レビュー】
ですので、SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II+SONY SEL20TCを使用し、撮影しながら探します。
アルタイルを下へ辿れば見つかるか・・・と思っていましたが、なぜかベガとアルタイルを勘違い、発見まで大幅に時間をロスしてしまいました。
400mmでもこの程度。中心付近に薄っすら写っていますが分かりますか?JPEG撮って出しです。
月明かりの影響もあると思いますが、相当暗くなりましたね。
写真を5枚重ねて強調。彗星らしい姿が浮かび上がってきました。
こちらは拡大。
撮影の様子を動画にまとめました。
あとがき
今回の撮影地は奈良県の某有名の星空観察スポット。こちらは別に星空が綺麗なわけでもないのに知名度とアクセスの良さの為に人が多く、いつもは避けている場所。
ですがこの日は、このあたりしか晴れ間が見込めなかったので消去法で訪れました(空の暗さでいえば、自宅の近所の方が暗い・・・)。とはいえ平日の夜、月の明るい夜ですし、誰も来ないだろうとは思っていましたが。
到着したときは誰も居なかったのですが、しばらくすると何台か車がやってきました。流石人気スポット。彗星観察では無さそうでした。(別に人が居ても良いのですが、マナーが悪い人が多くなると、やはり観察上でのトラブルになる可能性も出てくるので、出来るだけ避けたいと考えています・・・)
さて、2024/10/13の日没後の空に肉眼でも見えた紫金山・アトラス彗星の姿が忘れられません。
あの瞬間を映像として残せたことも、幸せに思っています。
あの素晴らしい姿を見せてくれた紫金山・アトラス彗星は暗くなっていくのは寂しい気持ちもありますが、まだまだ撮影する分には十分の明るさかな?
月明かりがなくなる頃、機会があればまた観察してみたいです。
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