Vixen ポーラメータを手に入れたので使い方を纏めて行きます。
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ポーラメータとは
北極星が見えない時に赤道儀の極軸を合わせる為の道具です。
緯度を調べて、傾斜を設定
使い方を紹介していきます。まずは使用する場所での緯度を調べ、傾斜を設定します。
大阪での緯度は約34度です。緯度はこちらでも調べる事が出来ます。
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赤道儀にセットする
ホットシューに取り付ける事が出来ます。Vixenのポラリエならホットシューがあるので取り付けが可能ですが、その他の赤道儀でホットシューがない場合は、別途ホットシューを付ける等の工夫が必要です。
私が使っているSLIK ASTRA ECH-630はホットシューはついていませんが、下記の様に直接両面テープで張り付け、軽く手で支えながら使用しています。ポーラメータは極軸を合わせる時だけ使用するのでこれで十分かと。
また、取り付けの際は赤道儀の軸とポーラーメータの底面が水平になる位置につけないと正しく使えないです。
コンパスで北に向ける
コンパスで北に合わせます。
しかしコンパスの指す北は、磁気偏角と呼ばれる分量だけ、真北から西に3~9度ほどズレているので、この分を補正します。
大阪では約7度なので、目盛を7度分ズラしました。これで真北を指せています。
偏角は地域によって変わるそうなので、下記のサイトもご参考に。
北極星が見えている場合は、赤道儀の極軸合わせ用の穴を覗いて北極星が入っているか確認してください。
またコンパスは強い磁気を持っている物(カメラ等)が近くにあると、正確に動作しません。セッティングの時はカメラを離しておきましょう。
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まとめ
Vixen ポーラメータは北極星が見えない時、または普段のセッティングの補助としても十分使える道具です。赤道儀を購入するなら持っていて損はないかと思います。
ただし、ホットシューが付いている赤道儀(Vixen ポラリエ等)以外では取り付けに工夫が必要です。私は両面テープで十分ですが、しっかり取り付けるならL字プレート等を使用してステーを自作するのも良いかも知れません。
今回使用しているポータブル赤道儀です。
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