樹氷を探して、閉鎖された大台ケ原ドライブウェイを歩いた話

樹氷を探して、閉鎖された大台ケ原ドライブウェイを歩いた話

2019年、今年ももうすぐで終わります。

そういえば、去年の12月24日・・・クリスマス・イヴの日に一人で樹氷を探して大台ケ原ドライブウェイを歩きました。

その話を振り返りながら、記事にしたいと思います。

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大台ケ原ドライブウェイは冬季閉鎖されている


大台ケ原ドライブウェイは12月初め~翌年4月中旬にかけて冬季閉鎖となり、車での通行が不可となります。

但し、ドライブウェイの入り口付近に車を停めて、徒歩でドライブウェイを歩く方もおられます。

グーグルマップで見ると、ドライブウェイ入り口から駐車場まで徒歩で3時間27分かかるとのこと。

小処温泉への分岐点までは車で行ける

通常、169号線からドライブウェイへ行かれる方が多いと思いますが、小処温泉からの林道を通って、ドライブウェイ途中までは車で行くことが可能です。(分岐点にはゲートがされており、車の侵入は不可)

ただし、積雪や凍結が見られますし、急斜面で落石も多数あり、危険な道です。

※今回2018年末に訪れた時は、積雪は無かったものの、所々軽い凍結がある程度で、無事分岐点ゲートまで到着。凍結よりも、落石の多さに驚きました。


ちなみに、グーグルマップで調べると、分岐点から駐車場までは徒歩で2時間13分となっています。

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小処温泉への分岐点から樹氷を探しに

小処温泉への分岐点ゲートまで無事たどり着き、そこに車を停めて、樹氷を探して出発します。

ゲート前に車は一台も停まっていませんでした。また、そこまで広いスペースではありませんので車4,5台停めると一杯になりそうな狭さです。


車を降りて感じたのは空気の冷たさでした。身体の芯から冷え込む様な空気でした。

分岐点付近では積雪、樹氷は見られませんでしたが、草木に少し霜がついています。

大台ケ原には年間何度か訪れますが、やはり車が通らないドライブウェイというのは少し新鮮でした。


普段車で通りすぎるだけのドライブウェイ、そこから見える景色も「こんな景色が見えていたのか」と新鮮でした。

見晴台に到着。ここまで来ても樹氷は見えず・・・霧が吹きこんでいるのが見えました。

山頂まで行かないとダメなのかな、と思っていると、前から人影が。
どうやら大台ケ原駐車場から歩いてきたそうです。


まさかこんな人気のない、しかもクリスマスイブの閉鎖された大台ケ原ドライブウェイで人に遭遇するなんて思っても居なかったので驚きでした。

樹氷について訪ねると、このまま登ればもうすぐで見れるとのこと!

しかし、それと同時に路面凍結もあるので注意!とのことでした。

やっと出会えた樹氷

先ほどの方の言葉を信じ、登り続けると樹氷が見えてきました。ゆっくりと歩いて居たため、登り始めて2時間ほど経過していました。

足元には霜柱が。

霧が吹き込み、真っ白な世界に・・・。

先に進むにつれて、路面凍結が発生・・・かなり滑って危険でした。


一瞬、太陽の光が差し込んで樹氷が輝きましたが、また濃い霧で覆われてしまいました。

樹氷が落ちて、アスファルトが真っ白になっていました。

あと少し登れば大台ヶ原駐車場でしたが、引き返して帰る事にします。

帰りには雲間から溢れた光が、カーテンの様に降り注いで幻想的でした。

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まとめ


2018年の年末には大台ケ原ドライブウェイの途中で樹氷が見る事が出来ました。山頂付近なら更に綺麗な樹氷が見れると思います。

また、車の通らない静かなドライブウェイを歩くのは新鮮でした。樹氷がある付近ではアスファルトの路面凍結があり危険ですので注意が必要です。


今度は大台ヶ原駐車場まで歩いてみたいです。