三重県熊野市の海岸景勝地である世界遺産・鬼ヶ城(おにがじょう)から見える星空・天の川を写真を交えて紹介します。
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鬼ヶ城(おにがじょう)について
荒波よって抉られた崖のようになっています。見所である千畳敷(せんじょうじき)の足場は意外と平坦で歩きやすいですが、柵などが無い場所もあり、踏み外すと転落してしまう恐れのある、ワイルドな場所です。
また、少し奥地へ進むと道幅が狭くなったり、足場も悪くなるため、注意が必要になります。
沢山の海食洞があり、中には小部屋のような穴もあります。
また、この鬼ヶ城は東を向いていますので、東の水平線から立ち上ってくる天の川を撮影するには最適です。
しかし、南中するころには天の川と岩肌と重なり、撮影が難しくなる可能性があります。
水たまりも出来やすく、リフレクションも狙えます。星景写真を撮るには、まさにベストな場所でオススメです。
また、この鬼ヶ城には山頂に続くハイキングコースがあり、城跡もあるそうです。また桜も咲くそうですので、そこから見える星空・天の川が気になる所です。(私はまだ見れていませんが、いつかチャレンジしたいです)
ちなみに、8月には熊野大花火大会という、鬼ヶ城での花火大会も催されるようですね。三重県では人気3位の花火大会ということで、是非見てみたいものです。
鬼ヶ城の空の暗さ
暗いです。綺麗な星空を見る事が出来ます。少し海岸側に身を乗り出せば北の空・南の空は見えますが、西の空は切り立った崖になっており、全く見えません。
東北の方に街灯等が映り込みますが、夜空への影響は少ないです。
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鬼ヶ城の場所
鬼ヶ城の人の多さ
少し前に訪れた時は、誰も来ないような場所でしたが、2019年3月ごろ行った際は平日の夜にも関わらず20名近くの人が居られ、落ち着いて写真を撮れる状況ではありませんでした。
よく来られる方にお話を聞いた所、ここ最近、某SNSの影響で途端に増えたそうです。
また、年明けの夜、十名ほどの人が居ました。初日の出待ちか何かは分かりませんが・・・。
今は少し訪れる人数も落ち着いているかもしれませんが・・・。
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鬼ヶ城で撮影した星空・天の川の写真を紹介
こちらは東口の駐車場から撮影した星空です。
こちらは2018年3月に撮影したもの。誰一人いない中での撮影でした。
水平線から浮かび上がる天の川銀河。
だいぶ立ち上ってきました。少し明かりが気になりますが。夜空への影響は少なそうです。
また、遠くの街明かりも、岩場を上手く使い、隠す事が出来ます。
かなり天の川が濃い場所です。
これは2019年の元旦、年明け早々に初月の出を撮影したものです。
こちらは南の空を撮影した写真。岩が屋根のように覆いかぶさっているのが分かります。岩場が明るく映っているのは、現像によるものでもありますが月明かりの影響です。
これは少し岩場を降りて、見上げる様に北斗七星を撮影しました。月明かりが良い具合に岩場を照らしてくれています。
ここからは2019年3月の写真です。水たまりがあるので、リフレクションが狙えます。この正面に天の川が水平線から登ってきますが、それまでに人が溢れて撮影どころではなくなったので、撮影出来ませんでした。
こちらは個室のような洞窟から。この先に天の川が昇ってくるので、面白い写真が撮れそうですね。
昼の写真も参考までに。もちろん、夜だけでなく昼間も素晴らしい場所です。
まとめ
人気スポットであり、かなり人が多い鬼ヶ城ですが、最高の星景写真が撮れます。是非、リフレクションを狙ったり、独特な地形を生かした写真を撮りたいですね。
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撮影に使用した機材
・SAMYANG 14mm F2.8
・CANON EOS6D
鬼ヶ城は結構開けているので、岩の天井をと星空を撮るには広角が撮りやすいです。コストパフォーマンスも高く、良いレンズです。
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