動画撮影のサブ三脚にManfrotto PIXI EVO を購入。(レビュー)

動画撮影のサブ三脚にManfrotto PIXI EVO を購入。(レビュー)

Manfrotto(マンフロット) PIXI EVO ミニ三脚(MTPIXIEVO)を購入したので、使用感等を書いていきます。

Manfrotto MTPIXIEVO

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Manfrotto(マンフロット) PIXI EVOの購入理由

主にサブカメラによる屋外の撮影用として。通常サイズの三脚を2台持ち歩くのが大変な時の為に購入。

小型のPIXIと迷いましたが、主な使用場面や機材を考えると、少し大型のPIXI EVOにしました。

Manfrotto(マンフロット) PIXI EVO を使ってみた

余計なガタツキ等は無く、260グラムと軽いですが作りに安っぽさは感じません。
持った時の手触りやフィット感も良い。

マンフロット ミニ三脚

PIXIとは違い、PIXI EVOは5段階で脚の長さを調整できます。

マンフロット PIXI EVO

耐荷重は2,500gということで、少し意地悪ではありますがSIGMA 85mm F1.4 DG HSM ART(1,130g)+SIGMA MC-11(125g)+SONY a7SⅢ(699g) 合計1,954gの一眼カメラを載せて試してみます

マンフロット PIXI EVO 大きさ

耐荷重以内でありますし、余裕です。ボール雲台も余裕でロックしてくれています。こんなに重心がアンバランスでも、脚を前に出しておけば倒れる心配は無さそうです。しかし、カメラを小突くとプルプルと1秒くらい大きく震えるので、そこまでガチっとした三脚では無さそうです。

多少が風が吹いても倒れる心配はないですが、それよりブレの方が気になりそうです。

マンフロット ミニ三脚 耐荷重

カメラを縦にする為、雲台を寝かすと三脚とカメラの接合部が耐えきれず、グニャっとなってしまいました。どれだけ強く締め付けてもこうなってしまうので、あまり重たい機材は難しいのかも。

マンフロット ミニ三脚 ずれる

そこでアルカスイス互換のクランプを取り付けました。

マンフロット PIXIEVO アルカスイス

これでカメラのL字プレートと併用すれば、縦も安定して使えそうです。

マンフロット PIXI 縦

通常のPIXIと違い、EVOの利点として脚を更に一段階広げる事が出来ます。脚を広げるには股にあるスイッチで切り替えます。それぞれの脚には個別に対応していないので、全て開いてしまいます。

マンフロット PIXIEVO 開脚

これでさらに安定性向上とローアングルに対応できます。

PIXIEVO 安定性

どれだけ上を向けるか試してみました。やはり2kg近くの機材だとこれ以上上を向けるとカメラの重さに耐えきれず倒れてしまいます。これより軽い機材だと余裕で真上を向ける事は出来ました。

pixievo 倒れる


掲載性はよく、リュックのサイドポケットに余裕で入ります。また、ジャケットやズボンのポケットにも入ります。軽量なのでとりあえず持っていくにはちょうど良いですね。

PIXIEVO ポケット 携帯性

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動画撮影用のグリップとして

三脚以外の使い方として、動画撮影のグリップとしても良さそう。握りやすい形状ですし。

pixievo 動画

あとはこんな感じも。いざという時に使えそうではあります。ただ、カメラが逆さ向きになっているので撮影した映像を反転させる必要があります。メーカーがこの使い方を推奨している訳ではないので自己責任ですが。

ミニ三脚 動画

まとめ

Manfrotto PIXI EVOは、思っていたよりはブレが大きいな、という印象ですがそれ以外は期待通りの性能でした。PIXIと迷いましたが、PIXI EVOでも十分コンパクトですし軽量。こちらを選んで正解でした。

メインの三脚としてがっつり撮影するには非力ですが、補助的な撮影なら十分ではないかと思っています。室内で使うにも良さそうですね。

ちなみにカラーは3色あります。

こちらは更に小型のPIXI。