奈良県フォレストパーク神野山の星空や天の川の撮影について、紹介します。
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フォレストパーク神野山(こうのやま)について
フォレストパーク神野山は、奈良県の星空の撮影スポットとして有名です。名阪国道からのアクセスも容易なため、結構な数の人が集まります。星空の他にも、ツツジも有名です。
森林科学館の隣にある山添村神野山駐車場で星空の観測や撮影をされる方が多いですが、周りが木々に囲まれている為、低い位置にある天の川の撮影は難しいです。
神野山山頂(標高618.8m)に行けば、展望台もあり視界が開けていますが、鍋倉渓(なべくらけい)の駐車場から徒歩で山頂まで40分歩く必要があります。夜ですと、街灯も一切ない為、真っ暗闇を歩くことになります。こちらは、そんなに人は居ません。
また、8月になると鍋倉渓で天の川を模したライトアップがされます。鍋倉渓は、天の川や星座を模して、巨大な岩を配置していると言われています。地上の天の川と夜空の天の川のコラボレーションを狙うのも、面白いかもしれません。
神野山の場所
駐車場から星空を観測される場合はこちらになります。
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山頂展望台へ向かう前に
鍋倉渓の駐車場を利用
山頂展望台へ向かうコースは、3パターンあります。最短コースのめえめえ牧場から登るのが楽ですが、夜は閉園している為使えません。
夜、星空の観測目的で山頂展望台へ向かう場合は、こちらの鍋倉渓の駐車場からが良いと思います。
山頂までのルート
鍋倉渓の隣に木の階段があります。それを登って行けば山頂ですが、途中からは木の階段が無くなり、普通の山道になります。山頂までは約40分ほど掛かります。割とハードですよ。 ルートはそこまで複雑ではありません。看板を見落とさない様に歩けば着きます。
山頂に向かう為に必要なもの
外灯等は一切ありません。ですので、ライト等は必ず持参して下さい。もし、途中でライトの電池が切れたりして点かなくなれば、もう何も見えません。必ず予備を持っていくことをオススメします。
オススメはヘッドライトです。両手はフリーになり、扱いやすいです。また、赤色LEDを搭載したモデルをオススメします。赤色LEDは明るすぎず、少し手元を確認するとき等に周囲に迷惑が掛からず、オススメです。安価なもので十分です。
また、山頂は冷え込む事が予想される為、夏でも羽織れるモノ、秋から春にかけても、防寒対策をしっかりしていくことをオススメします。
神野山の夜空の暗さ
駐車場、山頂からでも、夜空はそこまで暗くはありません。光害の影響を受けているので、普段暗い場所で撮影するカメラ設定の場合、夜空が白く映る場合があります。
とはいえ、肉眼で見る分には綺麗に星も見えますし、肉眼で夏の天の川を見る事も出来ますよ。
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駐車場・トイレ
森林科学館の隣に駐車場があります。駐車場で撮影されている方が多いので、車で乗り入れの際は注意が必要です。また、トイレも森林科学館の施設にあるようで、夜も使えます。
山頂の展望台へ行かれる場合も鍋倉渓駐車場がありますし、そこに簡易トイレも設置されております。また、山頂展望台にもトイレがあります。
撮影写真の紹介など
駐車場からの星空
駐車場から撮影した写真です。
下記の写真は満月の日で、少し天の川が薄れています。(写真左部分が満月の影響でかなり明るくなっています)
しかし、満月といえど、これだけの人が居ました。流石は人気スポットです。
大きな望遠鏡を設置され、星を眺めていたようでした。
山頂展望台での星空
続いて、山頂展望台での星空です。この展望台と天の川の組み合わせが最高ですね。
広場になっている為、様々な場所から撮影が可能です。
もちろん、展望台には登れます。展望台内部から撮影してみました。
少しピントが合っていませんが、展望台の上から撮影するのも、面白いですよ。
展望台から見上げた天の川。この星空を独り占めしている気がしてきます。
今回、少し現像が暗めですが、ライトルームのかすみの除去などを使えば、下記写真のように天の川を際立たせる事ができます。
山頂ですので、視界が開けています。
薄明の天の川と展望台です。
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まとめ
人気のスポットではありますが光害の影響があり、少し明るいですが綺麗な星空を楽しむ事は出来ます。
夏の天の川なら、肉眼でも薄っすらと見えます。アクセスも良いので、夏に天の川を見に訪れるのは如何でしょうか。8月上旬ですと、鍋倉渓のライトアップもされているので、オススメです。また、山頂へ向かう場合はライトが必須になるので準備しましょう。
★このブログでは、各地での星空撮影記録を記事にしています。下記にまとめておりますので、宜しければどうぞ。
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