奈良県十津川村にある風屋(かぜや)ダムから見える星空を紹介します。
また少し離れた場所にある風屋大橋(かぜやおおはし)からは風屋ダムを望むことが出来るため、そこから見えた風屋ダムと星空、天の川についても紹介します。
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風屋ダムについて
十津川村の観光名所として知られている風屋ダムは、1960年より竣工、高さ101mのダムです。
風屋ダムから車で数分のところにある風屋大橋(かぜやおおはし)からは、ダム本体を見通すことが出来ます。
風屋ダムの夜空の暗さ
風屋ダム自体は電灯が多く、かなり明るいです。風屋ダムから星空を眺めると、周囲が明るすぎて見えづらかったです。
風屋大橋は車通りこそあるものの、電灯は少ない為、比較的よく星空が見えていました。
しかし今回、空が完全に暗くなるのと同時に月の出になるという、微妙な時に訪れました。なので、真っ暗な状態がどれほど暗いか?までは分かりませんでしたが、薄暮の時間でもうっすらと夏の天の川が肉眼で見えていた為、かなり暗いのではないかと思います。
一応、光害マップで見ても、ダム近くはやや明るさがあるものの、周囲は真っ暗。かなり暗いですね。
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風屋ダムの場所
風屋ダムと、風屋大橋の場所を示しています。車で4分となっています。
風屋ダムの駐車場やトイレ
無料の駐車場というか、広場があるのでそこに車を止めることが出来ます。トイレもあります。トイレはずっと電気がついていました。
風屋大橋ですが、橋の脇に車を止めるスペース(2、3台程度)があります。
風屋大橋付近にはトイレはありません。
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風屋ダムで撮影した写真を紹介
月齢16の月(ほぼ満月)が昇りかけているため、少し夜空が明るい写真になります。ハーフNDフィルター(ソフトND32)を用いて地上部分の明るさを暗くして撮影していますが、電灯の明かりが過ぎて厳しいですね。
こちらは、トイレの方からダム本体に向かって撮影してみました。ちょうど、東側なので横たわる天の川が撮影出来そうな方角ですが、ハーフNDフィルターを使ってもここまで明るい状態なので、星空や天の川との撮影は厳しいですね。
ダム湖はこんな感じです。ダム湖を照らすようにかなり強烈な照明があります。広々したダム湖なので、もし照明がなければ綺麗なリフレクションを楽しめたのかも知れませんが・・・。
ダム中央まで歩けば、大きな鉄骨があります。なかなか迫力がありますね。
とまぁ、風屋ダムは、星空を眺めたり撮影するには少々難しい場所です。
風屋大橋から撮影した写真を紹介
風屋大橋からは遠目にダムを眺めることができます。
ここまで離れていれば、ダムの明かりもそこまで気になりませんね。
橋には歩道があり、撮影には十分な広さがありますが、割と車が通るので注意です。
こちらの写真は、月こそ昇っていませんが、完全に暗くなる少し前に撮影しました。 南中する天の川がちょうどダムの上に来るので面白い景色が撮影出来ます。
焦点距離50mmのレンズで撮影。少し狭い気もしますが、良い具合に収まります。
35mmで撮影。良い具合に谷とダム、天の川が収まってくれます。
28mm 横構図で撮影しました。
24mmで谷底を入れて撮影してみましたが、 風屋大橋の両端にはオレンジ色の電灯があるため、近くの木々や景色がオレンジ色に写ってしまいましたので、広すぎる広角レンズではこれが気になるかもしれません。
最後に、レタッチした写真を何枚か。
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まとめ
風屋ダムは電灯が明るすぎるため、星空の観測や撮影は不向きであると思いますが、近くにある風屋大橋は街灯が少ないため、星空も比較的綺麗に見えました。
しかし、月明かり影響がある中、また薄暮での撮影であったため、綺麗に天の川を写す事が出来ませんでした。また、条件のいい時に撮影に来たいです。
ダムの上に夏の天の川が来るので、撮影スポットとしては面白いのではないか、と思います。
今回撮影に使用した主な機材は下記のカメラとレンズです。
高感度・長時間露光という撮影方法で、肉眼より明るく、星々や天の川をハッキリと写真に写しているため、肉眼ではここまで明るくハッキリと見えないことをご了承ください。
なお、撮影方法について記事を書いていますので、興味があればご覧ください。
また、このブログでは奈良県各地の星空を紹介しています。下記の記事に纏めておりますので、よろしければ下記の記事もご覧ください。
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