2024/10/13夕方、三重県 青山高原から紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS) が肉眼で見えました。
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肉眼で見えた紫金山・アトラス彗星
17:59 空はまだ明るく、金星が輝いている空。肉眼では見えませんでしたが双眼鏡で探すと下の画像の様に見えました。下の画像は夕日の動画撮影にND64をつけていたので、撮影設定が明るめ。
次第に暗くなり、明るくなる紫金山・アトラス彗星。尾を引いた姿を肉眼でもしっかり見る事ができました!
夕焼けの空へと沈んでいく彗星。この明るさでもここまで写るのです。凄い彗星です。
こちらは70㎜で撮影。
ちなみに、肉眼で見えるほど明るいので、JPEG撮って出しでもここまで写っています。
自撮りです。こちらは動画からの切り出し。肉眼だとこんな感じですかね。
まわる風車と紫金山・アトラス彗星。
いよいよ低空に消えて行く頃。風車の羽と止めようとシャッタースピードを速めて撮影。ノイズもそこそこ出ましたが、LightroomのAIノイズ除去で奇麗な仕上がりに。
動画でも撮影しました。まわる風車と紫金山・アトラス彗星。動画ならではの表現です。BGMは環境音のみ。あまり人の声は入らないようにしていますが、なんとなく周囲の賑わいを感じてみてください(笑)
参考記事:リアルタイム星空動画、始めました(Sony a7SⅢ)撮影設定、使用機材など【星景動画】
あとがき
折角の彗星チャレンジ。近場でも良かったのですが、折角なら少し高い山に登ってみよう。そして、動画が活かせる場所ということで、三重県の青山高原を選定。
まわる風車と紫金山・アトラス彗星・・・良い感じに撮影出来て良かったです。
そして、まさか肉眼で見えるとは思っておらず、見えた時の感動は一生忘れられないものになると思います。撮影地には沢山の人が居ましたが、あの感動を同じ時間、場所で共有できたことは、とても嬉しいです。
天体撮影を始めて約7年程。その間に来た大きな彗星といえば2020年のネオワイズ彗星でした。しかし梅雨の影響で全く晴れず、とても悔しい思いをしました。
今回やっと肉眼でも見える様な彗星に出会えて感無量です。この体験は、一生忘れないと思います。天気等の都合で見れなかった方もいると思いますが、ぜひ沢山の方に体験して欲しいと思います。
今後、紫金山・アトラス彗星はどうなっていくのか分かりませんが、観察を続けていきたいです。
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