信貴生駒スカイラインへ星空を撮影に行きました(奈良県生駒市)

信貴生駒スカイラインへ星空を撮影に行きました(奈良県生駒市)


信貴生駒(しぎいこま)スカイラインへ星空と夜景の撮影に行きましたので撮影記録やスカイライン利用の注意点などを記事にします。


最初に書いておくと、夜空が明るすぎて全く星空撮影に向いていません。ただし、夜景はとても綺麗です。


※今回は「鐘の鳴る展望台」、「パノラマ駐車場」にて撮影を行いましたので、その二カ所について記載します。

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信貴生駒スカイラインについて

奈良県生駒市にある信貴生駒スカイラインは大阪との県境付近にある有料道路で、夜景のメッカとしても有名で、大阪、奈良の夜景を見渡す事が出来ます。

全長約20.9km、車で30分程で通り抜ける事が出来ます。各所に駐車場や展望台が設けられており、様々な場所から夜景を楽しむ事が出来ます。


信貴生駒スカイラインの場所

パノラマ駐車場の場所です。

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信貴生駒スカイラインの夜空の暗さ

信貴生駒スカイラインの光害マップ
光害マップ

光害マップで見ると、数値は3.34。明るすぎてまともに星空の撮影が出来る場所ではなさそうです。

実際に星空を見ても、少し星が見えるくらいのかなり明るい場所です。あえて星空の撮影の目的だけで来る場所ではありません。

ちなみに、奈良方面(東側)は比較的星が見えていましたが、大阪方面(西側)は全く見えないというレベルでした。

信貴生駒スカイラインの全天写真

360度カメラ(RICOH THETA S)を使用して、パノラマ駐車場で全天写真を撮影しました。下記のClick to playをクリックする事で閲覧出来ます。

ikoma panorama – Spherical Image – RICOH THETA

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信貴生駒スカイラインの利用について

営業時間 3月1日~10月31日 6:30~24:00
     11月1日~2月末日 6:30~23:00

営業時間外は入場不可。また、営業時間が過ぎてしまうと、信貴山料金所のゲートが閉鎖されてしまいます。営業時間外であっても、聖天口料金所からのみ出る事が出来ます。

料金:普通自動車 片道 1360円 往復 1950円

※料金については目的地によって別料金もあります。片道というのは、例えば信貴山料金所から入って聖天口料金所から出る事を言います(通り抜け)。信貴山料金所から入り、同じ場所から出る場合は往復扱いとなり、料金が高くなります。

信貴生駒スカイラインのトイレ

スカイライン内にはトイレは無いようです。信貴山料金所、聖天口料金所付近にあるようです。

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信貴生駒スカイラインの混雑具合

平日の夕方から夜にかけて滞在していましたが、、ほとんど人は居らず、混雑している印象はありませんでした。

鐘の鳴る展望台で撮影した星空と夜景の写真

鐘の鳴る展望台
駐車場:あり(22台分)
自販機:あり
トイレ:無し


駐車場から展望台まで徒歩2分くらい。不思議な形の展望台があります。高所恐怖症でなくても普通に怖いです。

鐘の鳴る展望台の星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART


しかし、この上まで登らないと夜景は見えません。展望台の上から恐怖に耐えて撮影しました。

まずは奈良方面。夜景は大人しい感じですが、綺麗です。大阪方面に比べると、星は比較的見えやすかったですが、やはり明るすぎます。

信貴生駒スカイラインの夜景と星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

こちらは大阪方面。夜景が美しすぎて思わず声が出る程の圧倒的な綺麗さです。雲もあり、星は写りません。(金星は綺麗に輝いています)

信貴生駒スカイラインの夜景と星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART


ただ、展望台自体が非常に狭く、二人で立てば窮屈になるほどです。他の方がいる場合は、三脚を立てて撮影するのは難しいかと思われます。(今回撮影時は誰も居ませんでした)

鐘の鳴る展望台の夜景と星空
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

パノラマ駐車場で撮影した星空と夜景の写真

駐車場:あり(13台分)
自販機:あり
トイレ:無し


パノラマ駐車場はこんな感じです。

パノラマ駐車場の夜景
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM ART
パノラマ駐車場の夜景
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM ART

大阪側の夜景も良く見えますが、電線が通っていて写真を撮る際には気になるかも知れません。

パノラマ駐車場の夜景
CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM
パノラマ駐車場の夜景
CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM

奈良の夜景と星空です。やはり明るいので、星はそんなに写りません。というか、雲が出てきてしまいました。

2020/02/14 追記

濃霧が発生、夜景は霧に飲まれ、上空はうっすらと霧が掛かる状況でしたが、そのお陰もあり地上の街明かりが抑えられ、比較的きれいな星空が撮影出来たので追記します。

こちらはパノラマ撮影。奈良と大阪の夜景に挟まれたオリオン座。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

眼下には分厚い霧が大阪の夜景を飲み込んでいました。

SIGMA 14mm F1.8 DG HSM ART

まとめ

信貴生駒スカイラインは最高の夜景が楽しめますが、星空の撮影には明るすぎる場所です。星空だけが目的なら全然オススメできません。

とはいえ、圧巻の夜景とほんの少しでも星空を一緒に撮影するのは面白いものです。

ちなみに、信貴生駒スカイラインは心霊スポットという噂もあり、気になる方はご注意を。

☆今回は夜景と星空の撮影の為に、ハーフNDフィルター(NiSi Soft nano GND(32))と光害カットフィルター(KANI LPRF Light Pollution Reduction Filter)を使用しました。

この二つのフィルターを使用する事で、本来なら撮影が難しい夜景と星空が撮影しやすくなります。下記の記事に効果を纏めていますので、宜しければどうぞ。

→夜景と星空を撮影!光害カット&ハーフNDフィルターの効果は?

☆このブログでは各地での星空撮影記録を記事にしています。下記にまとめていますので、宜しければご覧ください。

→奈良県の星空撮影記録まとめ記事を読む
→和歌山県の星空撮影記録まとめ記事を読む
→三重県の星空撮影記録まとめ記事を読む