今話題のネオワイズ彗星、滋賀県伊吹山にて撮影に成功しましたので記事にします。
なかなか厳しい撮影でしたが、なんとか撮影できました。
スポンサードサーチ
2020年、関西圏の梅雨は全く晴れない
今年の梅雨、関西圏は全く晴れません。
話題のネオワイズ彗星を撮影したいけれど、なかなか晴れず、撮影に出かけても見えない日々が続きました。
北海道や九州などでは撮影の話を聞きますが・・・関西圏、何故に晴れないのか・・・。
そうこうしている内に時は経ち、もうラストチャンスかもしれない、ということで、2020年7月23日、滋賀県の伊吹山までネオワイズ彗星の撮影に行ってきました。
この日は、GPVによると関西圏では伊吹山周辺がスポット的に晴れ間があるだけで、他は絶望的な状況でした。
本来ならこんな状況で星空撮影に出かける事はありませんが、ネオワイズ彗星を撮影する最後のチャンスかもしれないと、無理やり行ってきました。
滋賀県伊吹山で撮影したネオワイズ彗星
さて、こちらが伊吹山で撮影したネオワイズ彗星の写真・・・
F2.5、露出5秒、ISO1600、焦点距離50mmにて撮影しました。
撮影日時は2020/7/23 21:24 北西の方角です。
どこに写っているか分かりませんよね・・・ちょうど中央の上付近です。
下記が拡大した写真です。
これでも分かりづらいですが、左上の雲間に、微かに写っていました。
肉眼では見る事が出来ませんでしたが、奇跡的に撮影成功です。
他に撮影している方も数名程度居られましたが、諦めて帰られている方も多いほど、絶望的な状況でした。あと、標高1,200m以上の場所でしたので、梅雨といえど寒かったこともありましたね。
こんな雲の状況と寒さが重なれば、そりゃ帰りますよね・・・。雲海も夜景も綺麗だし、最高のロケーションだったのですが・・・。(ちなみに、下記写真も中央上付近に小さくネオワイズ彗星が写っています)
ただ、こんな絶望的な状況でも、一瞬だけ晴れ間がありました。この時は北斗七星も綺麗に見える程に見えていました。
北斗七星の左下あたりにネオワイズ彗星があるのは分かっていましたが、それでも肉眼で見る事は出来ませんでした・・・。
まぁ、この絶望的な状況で微かにでも写っていただけ、良かったのかもしれませんね。
スポンサードサーチ
ネオワイズ彗星はいつまで見えるのか
さて、ネオワイズ彗星はいつまで見えるのでしょうか。
23日にかけて地球に最接近し、あとはどんどん離れていくようでこの撮影時点では3等級ほどの明るさだということ。
次第に暗くなっていき見えなくなるそう・・・。梅雨まだもう少し続くので次の撮影チャンスがあるか、微妙な状況ですね・・・。
次に見えるのは5000年以上も先?
このネオワイズ彗星が再び地球から見えるのは5,000年以上も先だそうです。もう、人類がどうなっているのかレベルの話ですよね・・・。
もし、まだ見れる機会があるのなら、是非見てもらいたいと思います。
スポンサードサーチ
まとめ
2020年、関西の梅雨は星空の撮影にはとても厳しい状況でした。
こんな状況でも関西で撮影出来たネオワイズ彗星はそれなりに貴重ではないかと思います・・・。
これがラストチャンスと思い挑みましたが、納得のいく撮影が出来た訳ではありません。まだチャンスがあれば、挑戦したいと思います!
今回の撮影の様子を動画に纏めましたので宜しければご覧ください。
コメントを残す