星空撮影を始めた当初、マイクロフォーサーズ一眼カメラのオリンパス E-PL6を使って撮影していましたが、色々と理由があってフルサイズ一眼レフカメラのCANON EOS6Dに乗り換えました。
その理由と、乗り換え後に思った事を記事にします。
まずは乗り換えた理由から。
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理由その1 高感度でノイズが出やすいのと、ダイナミックレンジの狭さ
実際の写真を見てみましょう。
こちらはISO2000で撮影した写真です。
このブログサイズだとあまり分からないと思いますが、クリックして頂き拡大してみますと、夜空の部分にかなりノイズが出ています。また、地表の暗い部分のディティールも怪しいです。
マイクロフォーサーズは、フルサイズ機に比べると高感度耐性が弱く、ダイナミックレンジも狭いそうです。
また、せっかく撮影した星空の写真を、パソコンの壁紙にしたいと思いました。
しかし、23インチのモニターの壁紙にすると、ノイズ等が目立ちすぎて、少し厳しい印象がありました。
せっかく、大変な思いをして撮影に行っているのだし、ここは満足したいなぁと思いました。
理由その2 ホットピクセルが多発
ホットピクセルって?ですが、写真で見た方が早いですね。これです。
上記の写真の一部を切り取ったものですが、青と赤の点が見えていると思います。
こんな点が、写真の所々には発生するようになったからです。
長時間露光や高感度撮影で発生しやすくなるそうです。
対策として、ピクセルマッピングという機能を使うと改善するそうですが、ほんの少し改善する程度で、根本的に改善しませんでした。
これはE-PL6の特性というよりかは、経年劣化など何かしら発生するようになった原因があるのかもですが、具体的な要因は分かりません。
※別にマイクロフォーサーズだけの問題ではなく、フルサイズ機であってもホットピクセルは発生します。
以上、2つの理由によりフルサイズ機に乗り換えようと思ったワケです。
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フルサイズ機を使ってどうなったか?
ちなみに、購入したフルサイズカメラはEOS6Dで、レンズはSAMYANG14mm f2.8です。
上記した理由その1、2について、全く問題ありませんでした。
こちらは一番最初の写真と同じ日に、ほぼ同じ場所で撮影したものです。
ISO3200で撮影したものですが、先ほどの写真よりノイズが少ないと思います。
また、地表の暗い部分のディティールもそこまで問題なさそうです。
クリアで自然な写真になったように思います。
もちろん、無理なレタッチをすればノイズだらけになります。
まとめ
マイクロフォーサーズのE-PL6からフルサイズ機EOS6Dに乗り換えて、結果的には大満足でした。
また、ブログの記事内の画像を拡大せずに見るだけならば、そこまで差はありません。
ですが、私の場合は、パソコンの壁紙にした時に、ノイズが目立たない方がいいなと思ったからです。 星ではない、一般的な撮影ならば、E-PL6でも満足だったのですが・・・。
しかし、E-PL6は軽いので、ほんと、気軽に撮影現場まで持って行けるのですが、EOS6Dのセットは重たすぎて、持ち運びが結構辛いです・・・EOD6Dでも、フルサイズ機では軽量な部類なんですが・・・
これが、私がフルサイズ機EOS6Dに乗り換えた理由でした。 カメラ選びの参考になれば幸いです。
以上です。
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