夏場でもカメラにグローブ?実際使って感じるメリットやデメリット

夏場でもカメラにグローブ?実際使って感じるメリットやデメリット

カメラを持っている人はよく見かけますが、夏場にグローブまで装着してカメラ撮影いる人はなかなか見かけません。冬場なら防寒対策として着用されている方を見かけますが・・・。

ちなみに、私は春夏秋冬、カメラを持つときは必ずと言っていいほど、グローブを装着しています。

私にとっては必需品となっています。




しかし、



夏場なんて暑くて蒸れるだけなのに、なんかメリットあんの?


っていう話ですが、結構メリットだらけなんじゃないかなぁと思っています。
なかなかグローブを付けている人が居ないということで、私が感じるメリットやデメリットを書いてみたいと思います。

後半では、私が使っているグローブも紹介します。

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どうしてグローブを着用し始めたのか

そもそも、何で私がグローブを着用するようになったかというと、カメラ、レンズに手汗を付けたくない、というのが始まりでした。手汗で滑って、レンズを落としたりしたら大惨事ですよね・・・。

グローブを着用して撮影すると、色々なメリットがある事に気付きましたので、
そのメリットと、デメリットを紹介していきます。

グローブ着用のメリット

指紋、手汗の付着防止

不意に、レンズ面を触ってしまって指紋が付いたりすることってありませんか?

グローブをしていると、たとえ触ってもベッタリと指紋が付くことはありません。手汗も付着しないので、汚れが気になる事もないですね。

安定したグリップで機材落下リスクの低減

程良いグリップ感のあるグローブですと、しっかりとレンズを持つことが出来るので、落としてしまうリスクがかなり低減されていると思います。とくに、フルサイズ機のレンズって大きくて重たいものです・・・。

グローブを装着する事で、驚くほど、安定して持つことが出来ます。(グリップ力のないグローブだと逆に滑ってしまいますが・・・)

手の日焼け対策

私はあまり日焼けが好きではないので、夏場での撮影は日焼けが気になります。日焼け止めクリームを使うと、それがカメラ本体に付着してしまいそうな気がします。ですが、グローブがあれば、着用部分の日焼けは回避できますし、カメラ本体へクリームが付着する事もないですね。

重い機材(三脚等)も持ちやすい

グローブにグリップ力がある場合は、重い三脚の持ち運びがかなり楽になります。

あと、三脚って可動部分で指を詰めたり、鋭利な部分で手に傷を付けてしまったりする事があります。そんな時にも、手を保護する事が出来ます。実際、何度か救われています・・・(笑)

防寒対策

冬場、素手でカメラ撮影は結構辛いです・・・風が吹いていたりすると、特に辛い・・・。そんな時は薄いグローブでも付けているだけで全然違います。

また、冬場は三脚の金属部分がかなり冷たくなりますので、三脚を持つのも冷たくて辛くなります。本気で寒い所だと、皮膚と金属が引っ付いてしまうそうですね。



ざっとこんな感じでしょうか。

あと、最近では角型フィルターを使う様になりましたので、かなりグローブの恩恵を感じています。角型フィルターは割と大きくて板状なので、指紋が付きやすいですし、滑って落としやすそうですしね。

角型フィルターを持っている様子

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グローブ装着のデメリット

操作性が悪くなる


カメラは細かいボタンが多いので、思っているように操作が出来ないとイライラしてきますよね・・・。また、タッチパネルが使えなかったり、反応が悪くなったりします。指先が出ているグローブなんかで対応は可能です

夏場は暑い


通気性のよいメッシュタイプでも、多少は暑いです。しかしまぁ、日焼け対策や、手汗の付着防止と思えば、全然我慢は出来ます。


如何でしょう?暑かったり、操作性が損なわれたりするのもイヤなのですが、一方、メリットも確かにありますよね。



しかし、実は夏用のカメラグローブって、需要がないのか案外少ないんですよね・・・・。


冬用であれば防寒対策もバッチリで、さらに必要に応じて指先が出るタイプまで。 冬の間だけ、普通の手袋を着用している方も多いかと思われます。私は一般的な手袋で対応していた時もありますが、調べてみるとやっぱり専用のはよく考えられているなぁと思います。

それでは、私が夏に使用しているグローブを紹介していきたいと思います。

私が使っている夏用のグローブを紹介

数少ない夏用のカメラグローブを探すにあたって、専用品を見つける事が出来ませんでしたので、専用品以外から探す事にしました。

安いブツブツゴムが着いた手袋や軍手などを試してきましたが、なかなか良いものが見つかりませんでした。

私が夏用のカメラグローブを選ぶにあたって、こだわったポイントを下記します。

夏に使うカメラ用グローブ選びにこだわったポイント

指先が出ていないタイプ


手汗・指紋の付着、また日焼け防止の観点から、指先が出るタイプは個人的にNGでした。

指先がピッチリで細かい操作もしやすい

指先が出ていないグローブという事は、細かいボタンのあるカメラの操作性が損なわれてしまいます。なので、可能な限り指先がピッチリとして、操作も違和感の少ないグローブである必要がありました。

程良いグリップ


ギッチリした強力なグリップ感のグローブは結構あります。

グリップが強ければ強いほど良いんじゃないの?って思われるかも知れませんが、ある程度の滑りも重要かと考えています。

というのは、カメラの話ではないのですが、私はバイクにも乗っておりまして、本革のグローブを着用しています。スロットル操作というのは結構微妙なものでして、握る力を少し緩めて、スルスルと滑らす様にスロットルを戻したりする場合があるんです。グリップ力が強いグローブだと、そんな微妙なスロットル操作が出来なくなってしまうんですね。

カメラとバイクのスロットルが一緒というわけではありませんが、例えば、カメラのボタンからボタンへ指を移動する時や、ダイヤルを回したりする時に、グリップが強すぎると引っかかってしまったりする可能性が考えられます。ですので、適度なグリップ感を重要視しました。

洗濯出来る

じゃぁ、本革のグローブでいいじゃない、って話なんですが、やっぱり洗濯したくて・・・(笑)おもに夏に使うので、汗で汚れてしまいますよね。

毛羽立たない

軍手のような素材は毛羽立ってしまい、レンズに毛が付着してしまうのがかなり気になりました・・・ですので、毛羽立たない様なグローブが理想でした。





こんなところです。
こんなグローブあるの?って思いながら色々探したり、試したりしました・・・そして、これらのこだわりポイントを概ねクリアしたグローブにやっと出会いました

ユアサグローブ(株)のパンダグリップ(Sサイズ

それがワークマンで売っていたユアサグローブ(株)のパンダグリップ(Sサイズ)です。 ※カメラ用のグローブではありません。

肉球の様なパッドが特徴的です。如何にもゴムゴムしたギチギチのグリップ感ではなく、程よいグリップ感。カメラやレンズを持つと、安定して握る事が出来る為、手が滑って機材を落とす、ということは軽減できそうです。


洗濯をすると少し縮みますが性能は変わりません(洗濯の際はネットに入れた方が良いかも。マジックテープで他の衣類にくっついてしまいます)。また、洗濯後も毛羽立ちません。


メッシュ素材なのでムレませんが、多少は暑いです。

何より、指先までキッチリとフィットしました

Sサイズは指先までキッチリ。余りが無い。


私の手は割と大きい方だと思いますが、Mサイズですと指先が余ってしまいました。Sサイズにしてみますと窮屈感も無く、指先がピッタリです。流石に、指先で僅かな凹凸などの感触を拾う事は出来ませんが、細かなカメラのボタンを押すのには何ら問題ありません。

特に問題なくボタンを押せる

防寒グローブではありませんので寒い場所は厳しいですが、ちょっとした冬場の撮影ですとこれで十分です。(本気で寒い場所はこれだと耐えれないです・・・)

というわけで、春夏秋冬、こればかり使っています。予備も数枚持って、洗濯して使いまわしています。

欠点は、少しタッチパネル操作の反応が悪いことですが、使えない事はありませんし、そもそもあんまりタッチパネルを使いませんので・・・。

ワークマンで売っていますが、ネットからでも購入できるそうです。

類似品ありますが、ユアサグローブ㈱のパンダクリップです。
しかし、同じユアサグローブ㈱でも少し方が違うのがあります。

こんな感じで、肉球の数が違うようですね。肉球の数が違うだけの差かもしれませんが、私が使っているのは上の方です

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まとめ

夏場にカメラ撮影用にグローブを着用している人は少ないですが、結構メリットもあります。試してみると、案外ハマるかも知れませんよ!

また、私が使っているユアサグローブ㈱パンダグリップはワークマンで取り扱っていますので、気になる方はお近くのワークマンにて探してみてください。

私にはピッタリですが、手のサイズは人それぞれですし、使用感も試着しないと分からないですしね

ワークマンには、カメラ用のグローブはありませんが、沢山の種類があるので、見ているだけでも面白いですよ!

以上、夏場のグローブのメリットとデメリット、そして、私が使っているグローブの紹介でした。