2024年10月28日、19時頃。奈良県にて紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)を撮影したので記事にします。
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2024年10月28日の紫金山・アトラス彗星
薄雲の影響もあるのですが、肉眼では全く見えませんでした。しかし、双眼鏡(8×42)ではしっかりと尾をひく姿を見ることができて、13日の感動が蘇りました。
撮影してみると、相当暗くなっているのが分かります。

SONY α7SII+SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II+Kenkoスターリーナイト
139mm 30sec ISO1600 F3.2 (恒星追尾)
天の川付近が晴れたので広角レンズで撮影。20mmでは存在感が薄いです。雲が無ければもう少し存在感はあったのかも知れませんが。

SONY α7SIII+SIGMA 20mm F1.4 DG DN Art
20mm 6sec ISO3200 F1.4
念願のアトラスとの2ショット。以前、動画では2ショットを撮影しましたが、写真では撮り忘れていたので・・・。

SONY α7SIII+SONY FE50mm F1.4 GM
50mm 3.2sec ISO6400 F1.4
晴れ間が広がってきた頃には、彗星はもう低空に。

SONY α7SIII+SIGMA 20mm F1.4 DG DN Art
20mm 3.2sec ISO6400 F1.4
撮影の様子を動画にもまとめました。
あとがき
この日は曇り予報でしたが、ダメもとでチャレンジ。
当初予定では大台ヶ原でしたが、駐車場に近づくにつれて濃霧発生。このまま晴れるのを待つか迷いましたが、移動する事に。
1時間ほど移動したとあるダム。霧はないものの、雲が多く、晴れ間を探しての撮影となりました。晴れたり曇ったりを繰り返す天候でしたが、結果的には観察・撮影が出来て良かったです。
紫金山・アトラス彗星は暗くなっているものの、まだまだ撮影出来るレベルなので良かったです。この先の晴れ間も、積極的にアトラスを観察していきたいと思いました。
なかなか晴れず慌ただしい観察となりました。もっとゆったりと落ち着いて観察したいものです。
じつは前日には和歌山県南部まで移動し、撮影失敗。なんとなくネオワイズ彗星のあの気持ちを思い出します。これからすっきりと晴れることを願うばかりです。
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