2024年の星空撮影を振り返って

2024年の星空撮影を振り返って

2024年の星空撮影を振り返っていきます。

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2024年の撮影回数

2024年の撮影回数は58回。月平均4.8回。

2024年 撮影回数

例年平均に比べるとやや減少気味。

減少の原因は、晴れ間が少なかったこと。一方で「紫金山・アトラス彗星」というビッグイベントがあったので多少無理をして撮影を行ったこともあり、ここまでの減少にとどまりました。

※ちなみに、ここでカウントしているのは何かしら撮影できた日数のみ。天候不良で何も撮影しなかった場合はカウントしていません。

2024年の印象に残った撮影

紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)

忘れもしない10月13日の夕方。紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)は、2024年のビッグイベントだったことに違いありません。肉眼で見えた感動。ワクワク感。現地に居られた方の歓喜の声や熱量。とんでもない瞬間に立ち会えたと思っています。そんな瞬間を大きなミスもなく、しっかりと動画で撮影できたことも、今まで動画をやってきて良かったなぁと思える天体イベントでした。

こんなに天候不良の多かった2024年ですが、紫金山・アトラス彗星が明るく見えたあの二日間だけはしっかり晴れてくれたのは、本当に奇跡だったように思います。

初夏、トラツグミの声と天の川

トラツグミの声。何故だか、この声にはとても魅了されます。

頼りない口笛の様な、少し不気味な鳴き声。神秘的な声にも聞こえてきます。
初夏のとある田舎の夜、そんなトラツグミの声を聴きながら過ごした夜は、とても良い時間でした。

今シーズン最後の大台ヶ原の夜

星空を眺めていると、色々なサプライズがあるように思います。この日、偶然見上げて撮影した星空に、おうし座流星群の火球が写りました。こんな偶然あるのでしょうか?なかなか狙っても撮影出来ない様な火球を、ほんと偶然にも撮影できてしまったのです。

偶然、といえばそれまでなのですが、星空からの贈り物の様な気がします。


「アルケミスト」という小説で「直観や前兆に従えば、宇宙のすべてが協力してくれる」というものがあります。自分の直感を信じ、よく観察し、宇宙(星空)を信じる事。自分の撮影の根底にはこの考えがある様に思います。自分が思っている様な撮影ができなくても、結果的に自分の想定を超える色々な撮影ができることがあります。(もちろん、どうしようもならない場合もありますが)

そんな考えを、再認識させられるような撮影だったと思います。

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2025年の活動について

2025年も相変わらず、天体イベント(流星群、他)を中心に、適当に動画撮影していきたいと思います。適当と書くと聞こえは悪いですが、その時々の興味のあるもの、思いついたものを撮影して行きたいと思います。

確か、2023年末にも2024年の活動について、同じようことを書いていました。

そして1年が経ち、2024年を撮影を振り返るショート動画を作成してみましたが、いやほんと、自分で凄いなぁと思えるくらい、色々な撮影をしてきました。


今、きっと「2025年はたくさん撮るぞ!」って気合を入れなくても、色々撮影していくんだろうなぁと思います。自分自身は、あまり星空観察・撮影をプレッシャーに感じたくないし、気が向くままに活動していきたいです。

そうそう、天体望遠鏡をついに買う決意をしました。1年ぐらい前から動画で「天体望遠鏡考えてます」的な事を言ってましたが、ようやく。ちなみにKENKO SE102という天体望遠鏡ですが、届くのは年明けあたりになりそうです。

これで天体写真を撮りたい、というよりは、今のところは眼視目的が8割です。やはり自分の目で直接、色々な星の光を見たいと思いました。それは、紫金山・アトラス彗星で強く感じたのです。きっと土星などの惑星もそこそこ見えるはず。この天体望遠鏡を使いながら、色々と活動していきたいと思います。とりあえず最初の一本という事で、ここからのステップアップは使ってから検討していきたいと思います。

あと、多分2025年末くらいにはSONY α7SⅣ(もしくはFX3Ⅱ)も発売するでしょう。
ただし、星空の動画撮影で最も重要な高感度について、性能向上があるかどうかは、かなり微妙ではないかと考えています。場合によっては買わない選択もあるかも知れません。

1200万画素のまま、もしくはそれ以下でも良いので、大幅な高感度性能の向上があって欲しいです。

最後に

今年2024年ももうすぐで終わりますが、一年間ありがとうございました。2025年もブログ&YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」をよろしくお願いします。

YouTubeチャンネル「星を撮りに行く」