初めての星空観測で気を付けたい最低限のマナー

初めての星空観測で気を付けたい最低限のマナー


初めて星空観測に行く場合、出来れば最低限のマナーだけでも知っておくのが良いです。


何故ならマナー違反によって、最悪の場合トラブルに発展することもあるからです。


しかし、そんなに気難しく考える必要がありません。



「安全第一」
「少しの配慮」

この二つが大切だと思っております。

この記事に最低限のマナーを書いておりますので、初めて星空観測に向かう方は、是非読んでいただければと思います。

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星空観測のマナーで気を付けたい事は、光

一番気を付けたいのは、光です。

例えば、手持ちライトやスマホの光、車のヘッドライトなどです。

そもそも何故、「光」がトラブルになるのでしょうか?

カメラへの光の写り込み


星空の観測に行くと、カメラで星空を撮影されている方が大半です。


僅かな光の星をカメラで撮影する場合は、一般的な写真撮影とは違い、高感度・長時間露光という撮影をしている場合が多いです。

撮影方法にもよりますが、凡そ数十秒~数分といった撮影時間が掛かります


下記は実際に、撮影中にライトを使った人が前を通った写真です。

これだと、写真としては台無しですね。



「また、数十秒(数分)かけて撮影か・・・」となると、撮影者はイライラしてしまいます。

また、星空というのは肉眼では止まっている様に見えますが、かなり動いています。そして、常に晴れているとは限りません。雲や霧が急に流れ込んでくることもあります。




星空の撮影は時間との勝負なので、この撮り直しは結構痛手となり、撮影者もイライラしやすいのではないかと思います。

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カメラでの撮影者が居なくても配慮が必要


カメラを使って撮影している方が居ない場合でも、暗闇での明るい光の扱いは配慮が必要です。


星を眺めていると、初めはポツポツと星が見えているだけだったのに、暗闇に目が慣れてくれば、よりハッキリと無数の星が見えるようになります。

天の川もハッキリと見えてくるでしょう。

また、星どころか、真っ暗闇と思っていた周囲でさえも、薄っすらと見えるようになり、場合によってはライトが無くても歩けてしまう事もあります。


そんな時に明るい光を見てしまうと、目が眩みますし、折角暗闇に慣れた目が元に戻ってしまいます。再び星が綺麗に見えるまで、時間が掛ってしまいますよね。

マナーより安全第一

マナーを気にし過ぎて、安全を確保せずに行動してしまう方も居られます。

気持ちは分かります。しかし、大変危険です。

例えば、先日とある星空の撮影スポットで車が転落するという事故がありました。原因については、自分が運転する車のヘッドライトを気にして、無灯で車を運転していた、という事でしたが、事故やケガをするような事だけは絶対避けなければなりません。

事故が起こってしまうと、自分自身も、周りの人も誰も幸せにはなりません。



安全確保が最優先であることを忘れてはなりません。

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どうやってライトを使えばいいの?

では、どうすればいいのでしょうか。

他の方が星空観測をしている場合は、ライトは足元を照らす程度に留め、減光モードなどにしましょう。


もちろん、安全の確保が必要であれば普通に照らしてしまっても良いと思っています。

赤色LEDライトがオススメ

赤色LEDライトを使うのも良いです。

赤色LEDの光を見ても、目が眩む事もありませんし、目が暗闇に慣れた状態を維持できます。

むしろ、暗闇に目がなれた状態では明るいライトより赤色LEDの方がちょっとした手元確認にも便利ですし、目が眩まず、歩きやすかったりもします。

安いものでも十分ですので、用意しておくと役立ちます。

しかし、注意点としては赤色LEDといっても下記の写真-ようにシッカリと写ります。(中央の電波望遠鏡が赤く染められている)

無暗に照らすのは控えた方が良いです。

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車で現地到着した場合

星空の撮影スポットへは、車で向かうケースが多いと思います。駐車場付近が撮影スポットになっている所もあります。

その場合、あなたが駐車場に車で入ってくると、「ギロッ」とみんなんが睨んでくるでハズです(たぶん、ただ見ているだけです)

少し視線が辛いですが、駐車が完了するまではしっかりヘッドライトを点けて安全を確保し、焦らずに駐車します。ヘッドライトを消したり、焦ったりすると駐車場で観測・撮影している人にぶつかる可能性もありますし、脱輪の可能性もありますので。


駐車したら速やかにライトを消しましょう。

車はヘッドライト以外にも色々光っています


また、車はヘッドライト以外にも色々な光を出します。

ブレーキランプ、室内灯やウェルカムライト、ナビの光、メーターなどの明かり・・・。これらも撮影に影響が出やすいので気を付けます。

あと、問題がないのであれば基本的にはエンジンを切りましょう。アイドリング音も、静かな星空観測地ではかなり煩く感じます。もちろん、カーステもです。

とくに、ブレーキランプは注意が必要です。駐車中、クセでブレーキを踏みっぱなしにする方が居られます。暗闇を真っ赤に染める程の光量があるので気を付けたいですね。

声をかけるのも有効です


例えば、ライトを使って少し移動する時や、カメラの前を横切らないと行けない場合、「ライト使いますね」とか、「カメラの前、通っても大丈夫でしょうか」等、声をかけるのも有効です。

私も声を掛けますし、よく声を掛けられますが、それだけで全然違います。

マナーは絶対なのか?


上記で紹介してきたマナーは絶対なのか、マナー違反は注意するべきなのか、と言われるとそうではありません。

だってそこは誰の私有地でもなく公共の場所である事が多いからです。

また、そこに居る人が星空観測に来られている人だけとは限りません。ただの通行人の可能性だってあります。


自分が撮影中、「マナーだからライトを消せ!」と言いたくなるのは分かりますが、上記の事を踏まえてご自身で考えて下さい。

その他のマナー

星空観測でなくとも、当たり前の様な事ですが気になるマナー違反を書いてみます。

騒いで撮影している

撮影現場では、夜中だというのに、大きな声で騒いだりしている団体を見かける時があります。

静かな夜、意外と声は響きわたります。

団体で撮影していて楽しい・テンションが上がるのは分かりますが、近くに民家があったりする場合、ご迷惑になります。また、同じく撮影されている方の中には、静かに星を眺めたい人も居ますので、少し注意した方が良いと思います。

立ち入り禁止の場所には入らない

危険な場所であったり、環境保全が目的で立ち入り禁止となっている場所もあります。残念ながら、こういった場所に立ち入って撮影されている方は結構見かけます。

わざわざ立ち入り禁止の場所に入ってまで写真を撮りたいですか?

また、そこで撮影した写真が、違反の証明になります。そう言った行為が続くと、立ち入り禁止区域が拡大されたり最悪星空の撮影すらも禁止されることも考えられます。必ずルールに従いましょう。

ゴミは捨てない

撮影現場でタバコの吸い殻を地面に捨てたり、持ち込んだお菓子や飲み物の空き容器が放置されているのもよく見かけます。ゴミが沢山の場所で撮影なんて嫌ですよね。必ず持ち帰りましょう。

まとめ


何故、光が悪いのか、が分かればライト等の扱いも分かってくると思います。

「安全第一」と「少しの配慮」だと思います。

色々書きましたが、あまり難しく考えず、最低限のマナーを守りお互い気持ちよく星空の観測を楽しみましょう。

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